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デザインとディテール

無垢材

無垢木材は3 年、5 年、10 年と年月の経過に伴い変化していくものです。
何もせず放っておくと劣化していきますが、丁寧に手をかけて木とうまくつきあっていくことで、ただ古びていくのではなく、家族の歴史を刻むと共に味わいと美しさが深まり、家が育っていく楽しみがあります。
玄関ドア・建具・外部天井など外装部にも意匠として木材を用いたりします。
天然の香り、肌触り、質感の良さなど自然素材ならではの優しさも特徴のひとつです。

〈無垢材フローリング例〉

杉(無塗装)高知県産材使用

材質はやわらかで、肌触りが良く、素足に心地よい感覚が伝わります。
注意点:やわらかいため傷がつきやすい

桧( 無塗装)高知県産材使用

淡い紅色~淡い黄褐色をしており、特有の芳香と光沢が特徴です。
油分を含んでいるため水に強く耐久性があります。

オーク(塗装板)

硬く重厚で耐久性に優れており、虎斑(とらふ)と呼ばれる模様と、美しい木目が特徴です。
時間の経過とともに風合いが増します。
注意点:少し高価

アカシア(塗装板)

濃い茶色で白色のコントラストが美しく絡み合い、上質な表情を作り出します。
高級感ある空間づくりにおすすめです。
注意点:木目にムラがある

カバ桜(塗装板)

淡い色彩の木目をもち、どんな住宅にも合わせやすい素材です。
中間の硬さで、衝撃や圧縮に強い耐久性のある素材です。
注意点:少し高価

ナラ(無塗装板)

派手さのない自然なツヤに、落ち着いた雰囲気で味わいがあります。
材質は硬く、水にも強い木です(ウィスキーやワインの樽に使用されています)。
注意点:高価・材質にばらつきがある

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